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アクセシビリティ

12 September 2025

概要

SBI新生銀行アクセシビリティ方針は、どのようなお客さまであっても、人生のあらゆる場面で、私たちが提供するすべての情報やサービスに迷いなくアクセスし、「未来へ導く心地よさ」を感じていただくための制作指針です。

私たちのサービス開発・運営に携わるすべての関係者は、お客さま一人ひとりの「人生に寄り添うパートナー」となることを目指し、本方針に沿った制作・開発に努めるものとします。これは、今後のデザイン・開発における判断の拠り所となる共通認識を築き、担当者による差異なく、高品質でアクセシブルな体験を提供することを目的としています。
 

本方針の位置づけ

本方針は、私たちが守るべき最低限の品質ラインを定めるものであり、WCAGのすべての達成基準をクリアすること自体を最終目的とするものではありません。また、現時点で存在するデザインの即時改修を強制するものではなく、今後のサービス開発・改修において意識すべき指針として運用します。


対象となるサービス

> パワーダイレクト

> SBI新生銀行アプリ

> SBI新生銀行 個人向けWEBサイト


適合レベル

各項目を達成するアクセシビリティ上の重要度を示す指標である。WCAG 2.1の適合レベルは、以下のようにレベルA、レベルAA、レベルAAAの3つに分類されている。

WCAG 2.1の適合レベル レベルの概要
レベルA
(最低限のレベル)
このレベルを達成しないと、多くのユーザーが情報にアクセスしたり、サービスを利用したりすることが著しく困難になります。すべてのウェブサイトが最低限達成すべき必須のレベルです。
レベルAA
(推奨されるレベル)
より広い範囲のユーザーが快適に利用できるようにするためのレベルです。多くの公的機関や企業が目標としており、達成することで、より多くの利用状況や環境に対応できます。
レベルAAA
(最高水準のレベル)
最も高い水準のアクセシビリティです。すべてのコンテンツで達成するのは難しい場合もありますが、可能な限りこのレベルを目指すことで、最大限の配慮が実現できます。

目標

私たちは、ウェブアクセシビリティの国際的な基準であるWeb Content Accessibility Guidelines (WCAG) 2.1のレベルA、および一部のレベルAAに準拠することを目標とします。

デザイン原則である「革新的で明快な美しさ」に基づき、十分な文字サイズとコントラスト比の確保、キーボードのみでの操作への対応、スクリーンリーダーによる読み上げへの配慮などを実践することで、すべてのユーザーが安心して直感的に利用できるサービスを実現します。


コンテンツ

1.情報のわかりやすさ(知覚可能) 

> ひと目でわかる見出し(1.3.1 A / 2.4.6 AA)

> 推測できるリンクテキスト(2.4.4 A)

> 安全への配慮(2.3.1 A)

2.目的へのたどり着きやすさ(操作可能)

> 迷わせないページタイトル(2.4.2 A)

> 多様な伝達方法(1.3.3 A)


ビジュアル・UIデザイン 

1.情報の認識のしやすさ(知覚可能)

> 色に頼らない情報伝達(1.4.1 A)

> 読みやすい文字色と背景色(1.4.3 AA)

> 見やすいアイコンと操作部品(1.4.11 AA)

> 柔軟に表示できるテキスト(1.4.5 AA)

2.スムーズな操作の実現(操作可能)

> 現在地がわかるフォーカス(2.4.7 AA)

> 押しやすいボタンサイズ(2.5.5 AAA)

> ショートカットできる操作(2.4.1 A)

> 多彩な目的地の見つけ方(2.4.5 AA)

> サイト内の道しるべ(2.4.8 AAA)

> どんな持ち方でも使える操作(2.5.4 A)

> 動きのコントロール(2.2.2 A)

> 予期せぬ音への配慮(1.4.2 A)

3.迷わず直感的に理解できる(理解可能)

> わかりやすい入力フォーム(1.1.1 A / 2.4.6 AA / 3.3.2 A)

> 親切なエラー案内(3.3.1 A / 3.3.3 AA / 3.3.4 AA)

> 一貫したメニュー配置(3.2.3 AA)

> 一貫したアイコンとラベル(3.2.4 AA)


開発

1.支援技術が情報を正しく解釈できる(知覚可能)

> 伝わる代替テキスト(1.1.1 A)

> 意味が伝わるHTML構造(1.3.1 A)

> 推測できるリンク画像(2.4.4 A)

> ラベルとアクセシブルネームの一致(2.5.3 A)

> 論理的なコンテンツ順序(1.3.2 A)

2.多様な利用環境・操作方法に対応(操作可能)

> キーボードだけで完結する操作(2.1.1 A / 2.1.2 A)

> 自然なフォーカス移動(2.4.3 A)

> 柔軟な文字サイズ変更(1.4.4 AA)

> 自由な文字・行間の設定(1.4.12 AA)

> 画面幅に応じたレイアウト(1.4.10 AA)

> 自由な画面の向き(1.3.4 AA)

> スムーズな入力補助(1.3.5 AA)

> 誤操作を防ぐショートカットキー(2.1.4 A)

3.意図しない挙動を防ぐ(理解可能)

> 正しい言語設定(3.1.1 A / 3.1.2 AA)

> 入力項目とラベルの関連付け(3.3.2 A)

> 予期せぬ動作の防止(3.2.1 A / 3.2.2 A)

4.将来の技術変化に対応する(堅牢性)

> 標準仕様に準拠したHTML(4.1.1 A)

> 独自コンポーネントのアクセシビリティ(4.1.2 A)